沿革
1920年代
- 1922 - Louis Desloge がミズーリ州セントルイスにワトロー設立、製靴業向けヒータの製造開始。社名ワトローは、スチーム加熱に代わる「低ワット」ヒータが語源。 ワトロー初のヒータをマシンショップ2階間借りスペースで開発。
- 1923 - 費用の高いスチームプロセスの代わりにストリップヒータや標準カートリッジヒータでレンガプレスにおいて電気ヒータの使用を開始。
- 1924 - 最初の工場を設立。 クイーンクオリティの名称で電気アイロンと電気座布団を含む消費者向製品を発表。
- 1925 - コントロールと調整が難しいガスヒータの代わりにダイの形状に合わせてデザインされた特別な電気加熱装置を採用して、人気の高いハーベストハットの形状処理を改良。
1930年代
- 1931 - 取り扱い困難なスチームパイプと火災の危険のあるガスの代替となる電気式イマージョンヒータを発表。
1940年代
- 1945 - 米国外への販売を開始。
- 1948 - George Desloge(Louis の息子)がワトローに入社。 Georgeは、航空工学の学位を保有。
1950年代
- 1950 - George Desloge がプラスチック工程用の締め付けストラップで特許を取得したバンドヒータを発明。
- 1951 - 製造工場を 15,000 平方フィート以上に拡大。
- 1954 - George Desloge が製靴業において伝熱効率を改善する FIREROD® カートリッジヒータを発明(後に特許取得)。
- 1958 - カリフォルニアに新工場を設立し、航空宇宙産業用シリコンラバーヒータの製造を開始。 ワトローFIREROD カートリッジヒータで特許取得。
1960年代
- 1961 - ミズーリ州セントルイスの 28 エーカーの土地に新しく 3万平方フィートの工場を設立。
- 1963 - Louis Desloge Jr.(Louis の息子)ワトロー入社、直販担当者と販売代理店の海外ネットワークの構築を開始。
- 1965 - George Desloge がワトローの社長、Louis Desloge Jr. が副社長に就任。
- 1967 - 原子力発電所で使用される最初の高圧、高ワット密度カートリッジヒータの設計と製造を開始。
- 1969 - ミズーリ州セントルイスの本社を拡張し、95,000 平方フィートの工場を建設。
1970年代
- 1970 - ワトローの放射ヒータライン RAYMAX® を発表。
- 1972 - ミズーリ州ハンニバルに管状ヒータの生産工場を開設。
- 1973 - 米国外のドイツに初めて直径がメートルサイズのカートリッジヒータ製造工場を開設。
- 1974 - プラスチック工業用熱電対製品を発表。
- 1976 - ミネソタ州ウィノナの Waynco, Inc. を取得し、電子コントローラの製造を開始。 カートリッジヒータのサーモスタットメーカー Scaico Controls を取得。
- 1977 - Aten Limited を取得し、セラミックファイバヒータの製造を開始。
- 1978 - イリノイ州バテービアのアルミニウム金型鋳造工場 Magne-Cast を買収。 鋳込みアルミニウムヒータのデザインから製造まで完全社内生産を実現。
- 1979 - フレキシブルなセラミックファイバヒータの製造工場を新しくミズーリ州コロンビアに設立。 FIREROD カートリッジヒータの製造を西ドイツのヴェーナーで開始。
1980年代
- 1981 - Adlake の水銀リレー部門を取得して電力スイッチング機能を強化。 ミズーリ州セントルイスの製造工場を 185,000 平方フィートに拡張。
- 1982 - 特許取得のリードアダプタ (LA) 製造工程により、150,000 以上の FIREROD カートリッジヒータとリードの組み合わせで同日発送を実現。
- 1983 - ミズーリ州に Pacific Heater Company of Pacific を設立し、カートリッジヒータの製造を開始。 無機材料で絶縁加工した高性能ストリップヒータ製品を発表(MIヒータ)。
- 1984 - ミネソタ州ウィノナ工場を2倍に拡大。
- 1985 - 国内の温度測定機器メーカー大手のイリノイ州リッチモンドの Claud S. Gordon Company (1914年創立)を取得。 Watlow Gordon がマルチポイント温度センサを発表。
- 1986 - ロードアイランド州プロビデンスの IR-ONICS を取得し、赤外線温度測定に進出。 イタリアのミラノに販売拠点を開設。 初のマイクロプロセッサを用いた温度コントローラを発表。
- 1987 - イギリス、ノッティンガムに販売拠点を開設。 西ドイツ、クロナウ工場を拡張。
- 1988 - フランスに販売拠点を開設。レストラン用揚げ物装置の生産性を高める平型管状ヒータ FIREBAR® を発表。 ミズーリ州ハンニバルに 170,000 平方フィートの工場を新設し、管状ヒータおよびアセンブリを開始。
- 1989 - シリコン製半導体整流素子(SCR)コントロール技術の開発を手がけたカリフォルニアの Loyola of Orange を取得。 イギリス大手の卸売業者を買収し、イギリス国内における製造を確保。 台湾の高雄に販売拠点を開設。 アルミニウム鋳造を拡大移設。 赤外線温度センサ工場をアイオワ州デコーラに新設。
1990年代
- 1990 - ミズーリ州トロイにプロセスシステムのデザインと製作専門の施設を新設。 韓国のソウルに販売拠点を開設。マイクロプロセッサを使ったコントローラ SERIES 945 を発表。
- 1991 - Gary Neal がワトロー社長に就任。 George Desloge が役員会の会長、Louis Desloge Jr. が副会長に就任。 カリフォルニアのアナハイムが拠点の AOV Industries を取得し、高温 MULTICELL™ ヒータの製造を開始。 シンガポールに販売拠点と製造工場を開設。 ミズーリ州コロンビアの工場を2倍に拡張。
- 1992 - 外食産業向けに新しく SERIES 92 リミット/温度コントローラと SERIES 733 メニュー式クッキングコンピュータを発売。
- 1993 - SERIES 988 プロセスコントローラと新型の DIN-A-MITE® パワーコントローラを発表。 高温および耐汚染用のFIREROD MI リードオプションで特許を取得。 新型 NSF認証 RTD 食肉穿孔針センサーで最大 260°Cを達成。
- 1994 - ミズーリ州フェントンに研究開発施設を新設。 メキシコのケンタロに販売拠点を開設。 新形 XACTEMP® 表面プローブと SERIES 935 コントローラを発表。 イリノイ州バテービア工場が ISO:9001 を取得。 コンパクトで低価格な IR ジュニア赤外線温度センサを発表。
- 1995 - マルチループコントローラとコンピュータベースの制御操作ソフトウェアの設計・製造を手がけるカリフォルニア州ワトソンヴィル拠点の Anafaze の経営権の過半数を取得。 Watlow Shanghai (ワトロー上海)が中国本土をサポートする合弁企業を開始。 ミズーリ州モンゴメリーシティにヒータ提携会社を設立し、管状ヒータおよびアセンブリの大量生産を開始。
- 1996 - 外食産業向けに MINICHEF™ 2000 コントローラと新型 MICRODIN™ DIN レールマウントコントローラを発表。 メキシコ工場で FIREROD カートリッジヒータの生産を開始。
- 1997 - ワトロー 75 周年を祝う。 北米におけるマルチループおよびシングルループアナログ温度コントローラの優先サプライヤリストで上位を獲得(Venture Development Corporation 発行の工業用温度コントローラの世界市場による)。 半導体工場設備用ポンプラインヒータを発表。 日本に販売拠点を開設。
- 1998 - FREEFLEX® ミニヒートチューブとプログラム可能な PPC-2000 プロセスコントローラを発表。 基板用厚膜ヒータ技術を発表。 ペンシルベニア州ダラス拠点の Energy Converters, Inc. (Encon) を取得し Watlow Polymer Technologies, Inc. を設立。
- 1999 - Peter T. Desloge が役員会の会長、George B. Desloge が副会長に就任。3相の抵抗コイルと熱電対を組み合わせた初の管状ヒータ MULTICOIL™ ヒータを発表。 厚膜ヒータ技術に腐食性化学液の加熱用としてインラインクオーツ管を追加。半導体業界向けに高純度アルミペデスタルヒータを発表。 オーストラリアに販売拠点を開設。
2000年代
- 2000 - Watlow Polymer Technologies がユニークな加熱部品を提供する特許取得の THERMOPOLYMER®ヒータを発表。 サザンイリノイ大学エドワーズビルによるミズーリ州の大手企業のカテゴリでMississippi Valley Family Business of the Year Award (ミシシッピィバレーファミリービジネスオブザイヤー)を受賞。 シンガポールにおける生産、販売、研究開発を拡大。
- 2001 - シリコンラバーヒータの生産工場をカリフォルニア州アナハイムに 20,000 平方フィートで移設。ワトロー役員会が Peter Desloge をCEO に任命。
- 2002 - ワトロープロセスシステムを 50,000 平方フィートの施設に移設。 Single Iteration を新規エンジニアリングサービス部門としてミズーリ州フェントンで開始。 ワトローの技術が Start Magazine で「Technology & Business Vision」の栄誉を受ける。
- 2003 - スペイン、マドリッドに Watlow Iberica S.L. を設立。
- 2004 - スマート検知製品ラインを発表。
- 2005 - オーストリア RHV Heizsysteme GmbH を取得し、加熱部品を加工する溶射ヒート技術を獲得。
- 2006 - 統合コントローラ技術を採用した EZ-ZONE® コントローラの新ラインを発表。 中国、上海に新工場を設立。 高度なセラミックヒータテクノロジー ULTRAMIC® を開発。 全社対象に無駄のない生産を実施。
- 2007 - シンガポールにアジア向けアプリケーションデザインセンターを開設。半導体技術デザインセンターをカリフォルニア州ロスガトスに開設。
- 2008 - Tom Lamantia をワトロー社長に任命。
- 2009 - Caterpillar® Inc. から Supplier Quality Excellence Process の認証を取得。